広島カープ岩本貴裕「がんちゃん」を読んだ感想

広島カープ岩本貴裕「がんちゃん」を読んだ感想

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今日は雨で野球が中止じゃね。

9連戦のちょうど真ん中でリリーフ陣もお疲れ気味やったけ、チケット取って楽しみにしてた人には気の毒じゃけど、カープにとってはありがたい恵みの雨になったかも知れんね。

そんな訳で、今日は野球がなくてヒマじゃけ、僭越ながらこの前読んだ岩ちゃんの本の感想を述べたいと思います。 

がんちゃん

がんちゃん

 

 岩本貴裕「がんちゃん」ってどんな本?

広島に生まれ、広島東洋カープとともに育った天才スラッガーの岩本貴裕選手の広島とカープ愛をまとめた一冊。
祖父とのキャッチボールからプロ野球選手になりたいと夢を語った幼少期から、甲子園で活躍した広島商業時代、複数のプロ野球球団がマークし、ドラフトの注目選手に挙げられながらも大学進学した亜細亜大学時代、そして念願のドラフトで広島東洋カープから1位指名を受けたプロ入り、その後の広島東洋カープでのプロ野球人生を綴る。

アマゾンの商品紹介には↑のように書かれてあります。

内容より何より、まずカープファンのみんなが疑問に感じるのは「岩ちゃんって本出すほどの選手か?」って事だと思います、実際に私も思いましたw

今シーズンの岩ちゃんは、4月15日に一軍昇格、即満塁のチャンスに代打でゲッツー打って、そのままファームへ逆戻り…丸くんの負傷でまた一軍に上がってきたけど、まだ活躍らしい活躍は出来てない…

そんな岩ちゃんの初めての著書にどんな事が書かれてあるのか、大の岩ちゃんファンとしては見逃せないので、ネタバレし過ぎん程度に紹介していきたいと思います。

第一章~原点

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岩ちゃんの幼少期~中学生までを振り返った章です。

1986年に広島市で生まれた岩ちゃんはもちろんカープファン。小学生の頃に実家から程近い広島市民球場で、ノムケンさん、江藤さん、前田さん、緒方監督、金本さんのプレーを間近で見て、自然と野球に夢中になっていく。

シニアチームで厳しい練習に明け暮れ、チーム内で投手や一塁手として頭角を現した矢先に、突然襲われた成長痛のせいで思うようにプレイができなくなり、レベルの高い野球を諦める事になる…

しかし大好きな野球を止める事は考えられず、中学校の野球部で「楽しい野球」に戻り、その中でまたエースとして活躍、諦めかけたレベルの高い野球への熱意が再び取り戻される…

ちなみにリトルリーグ時代に後輩だった、日本ハムの中田くんはこの時からすでに怪物だったそうな…

第二章~進化

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名門広商に進学した岩ちゃん。

一年生からベンチ入りし、中心選手として大活躍。広商での野球漬けの毎日、かと言って部の方針で勉強も疎かにする事なく、毎日3時に起床し夜遅くまで練習と言う濃厚な毎日。

エースで4番を任された岩ちゃんを中心に、久しく甲子園出場から遠ざかっていた名門広商で、仲間たちと一緒に広島予選を勝ち抜いていく様子が臨場感たっぷりに描かれています。

ダルビッシュや涌井さんが注目された甲子園大会、あっけなく敗退した広商…自分の力のなさを痛感した岩ちゃんは、いくつかのプロからの誘いを「まだプロで通用するレベルじゃない」と辞退し、さらに自分のレベルを高めるべく亜細亜大学へと…

ちなみに岩ちゃんが3年生の時、1年生にソフトバンクの柳田さんがいて、今は球界のスーパースターだったけど、当時は目立った選手ではなく、岩ちゃんは柳田さんの存在すら知らなかったそうな…

第三章~プロへの扉

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名門亜細亜大学での日々は、広商で野球漬けだった日々よりもさらに厳しく、さらに大学特有の寮生活での上下関係が加わったが、幸い岩ちゃんの同室の先輩はソフトバンクの松田さん。

優しい先輩に恵まれ、使い走りなどさせられず余計なストレスなく野球に集中できて、センターのレギュラーとして大活躍、リーグ歴代4位のホームラン記録を打ち立て、大学日本一に貢献、憧れの広島カープからドラフト1位指名される!

第四章~試練

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ドラフト1位でカープに入団した岩ちゃん。

カープ伝統の地獄のキャンプに参加して、自分自身に向けられた注目度と、プロのレベルのあまりの高さに度肝を抜かれ「これは大変な世界に来てしまった…」と、岩ちゃんの不安はピークに…

投手の球速は大学生と大差なくても、球のキレ、制球、配球などが段違いで、このレベルの差を埋めない事には、プロで生きてく事はできないだろうと、決意を新たにプロ野球選手としてのキャリアをスタートさせる。

第五章~光と挫折

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プロ1年目の2009年から、2017年まで一気に振り返る章です。

開幕2軍でスタートしたルーキーイヤー、2か月で14本のホームランを打ち一気に注目された2年目、エルの来日で一塁のレギュラーを奪われた4年目、カープが初出場したクライマックスでホームランを打った5年目…

25年ぶりにリーグ制覇したカープに何の貢献も出来ずに、その様子を自宅のテレビで見ていた8年目、そして3年ぶりのホームラン、久しぶりのお立ち台にも立ち、V2に貢献できた9年目。

決して順風満帆とは言えないプロ生活を、ずっと一軍と二軍を行ったり来たりしている岩ちゃんならではの視点で、自分のキャリアを語ってくれています。

第六章~覚悟と感謝

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10年目を迎えた今シーズンに掛ける意気込みと覚悟が語られいます。

胃がんと戦う姿に勇気を貰っている赤松さん、何事も謙虚に取り組む事を教えてくれた広商時代の担任佐藤先生、子供のころ野球に興味を持った時にビニール製のグローブを買ってくれたおじい様に対する感謝を語ってくれています。

特別対談~佐々木リョウ×岩本貴裕

岩ちゃんのテーマソング「GAN CHANCE!!」を歌っているミュージシャンの佐々木リョウさんとの対談。「GAN CHANCE!!」誕生秘話や二人の出会いが語られています。

ちなみに「GAN CHANCE!!」とはこんな曲です↓ライブバージョンで宮島さんとのメドレーです。

岩本貴裕「がんちゃん」はこんな人におすすめ!

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ズバリ岩ちゃんのファンです!

始めにも言った通り、ぶっちゃけ岩ちゃんは本を出すような一流の選手とは言い難い部分があります。アマチュア時代の実績は超一流ですけど、言い方が悪いけどプロでは「一軍半」の選手。

じゃけど、私らカープファンにとっては、黒田さんと新井さんが抜け、前田さんも嶋さんも緒方監督も全盛期を過ぎ、スター不在だった当時のカープに彗星の如く現れた地元出身のドラフト1位なんよね。

名門広商を甲子園に出場させて、二年目には14本塁打、元気丸で「岩ちゃん通信」ってコーナーも設けられるほどで「カープの4番ファーストは岩本で10年行ける」って期待された選手なんじゃけ。

じゃけ今のたまに一軍に上がって、ちょろっとヒット打って、気が付いたらまた2軍に落ちてるって状態を寂しがってるカープファンも多いと思うんよ。

そんな「4番ファースト岩本」を、もう一度聞きたい、私を含む岩ちゃんをまだまだ諦めきれんカープファンには最高におすすめの一冊です。 

がんちゃん

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Source: ゆとり世代のカープ女子

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